2026/03/06
オーバーデンチャーは、インプラントを活用した入れ歯の一種です。
ここでは、仕組みやAll-on-4との違い、
予後(長期安定性)の観点から解説します。
オーバーデンチャーとは、
・顎の骨にインプラントを埋入
・インプラントの上に金具(アタッチメント)を装着
・その金具と入れ歯を接続
という構造になっています。
通常の総入れ歯と違い、
インプラントで支えるため安定性は向上します。
ただし、All-on-4のようにネジで完全固定するタイプではなく、
インプラントの上に“乗せる構造”*です。
札幌 インプラントのカウンセリングでも、
All-on-4を検討されている方がオーバーデンチャーと比較されるケースは少なくありません。
All-on-4やAll-on-6といったAll-on治療は、
・インプラントにブリッジをネジで固定
・完全固定式
という特徴があります。
一方、オーバーデンチャーは、
・インプラントの上に装着
・取り外し式
という違いがあります。
この「固定かどうか」が、長期的な安定性に大きく影響します。
札幌 インプラント治療でも、この違いを理解して選択することが大切です。
実は、データ上では
All-on治療(All-on-4・All-on-6)の方が、オーバーデンチャーより予後が良い
と報告されています。
その理由のひとつは、力のかかり方です。
オーバーデンチャーはネジ固定ではなく上に乗せる構造のため、
・揺さぶられる力が発生しやすい
・インプラントに横方向の力がかかりやすい
といった特徴があります。
もちろん「極端に悪い」というわけではありませんが、
固定式のAll-on治療と比較すると安定性はやや劣るとされています。
インプラントの症例選択においても、
咬合力や骨の状態を見極めたうえで判断する必要があります。
予後に関しては、上顎と下顎でも差があります。
一般的に、
・下顎:骨質が比較的良い
・上顎:骨質がやわらかく不安定になりやすい
と言われています。
さらに上顎の場合は、
・下から突き上げる力が発生する
・揺さぶりの影響を受けやすい
という要素もあり、下顎より予後がやや劣る傾向があります。
インプラント治療でも、上顎か下顎かによって治療計画は大きく変わります。
オーバーデンチャーは、
・インプラントで支える入れ歯
・取り外し式
・通常の入れ歯より安定性が高い
という特徴があります。
一方で、
・ネジ固定ではない
・揺さぶられる力がかかりやすい
・All-on治療よりは予後がやや劣る
というデータもあります。
札幌 でインプラントをご検討中の方は、
・固定式にしたいのか
・取り外し式でもよいのか
・骨の状態はどうか
・長期安定性をどこまで重視するか
といった点を整理し、歯科医師と相談することが重要です。
治療法にはそれぞれ適応があります。
ご自身の状態と目的に合った選択をすることが、長期的な成功につながります。