オーバーデンチャーとは?All-on-4との違いと予後の比較

札幌市西区宮の沢にあるインプラント専門医院「さいとう歯科」におまかせ

オーバーデンチャーとは?All-on-4との違いと予後の比較

オーバーデンチャーは、インプラントを活用した入れ歯の一種です。

ここでは、仕組みやAll-on-4との違い、

予後(長期安定性)の観点から解説します。

1. オーバーデンチャーの仕組み

オーバーデンチャーとは、

・顎の骨にインプラントを埋入
・インプラントの上に金具(アタッチメント)を装着
・その金具と入れ歯を接続

という構造になっています。

通常の総入れ歯と違い、

インプラントで支えるため安定性は向上します。

ただし、All-on-4のようにネジで完全固定するタイプではなく、

インプラントの上に“乗せる構造”*です。

札幌 インプラントのカウンセリングでも、

All-on-4を検討されている方がオーバーデンチャーと比較されるケースは少なくありません。

2. All-on-4との大きな違い

All-on-4やAll-on-6といったAll-on治療は、

・インプラントにブリッジをネジで固定
・完全固定式

という特徴があります。

一方、オーバーデンチャーは、

・インプラントの上に装着
・取り外し式

という違いがあります。

この「固定かどうか」が、長期的な安定性に大きく影響します。

札幌 インプラント治療でも、この違いを理解して選択することが大切です。

3. 予後(長期安定性)の違い

実は、データ上では

All-on治療(All-on-4・All-on-6)の方が、オーバーデンチャーより予後が良い

と報告されています。

その理由のひとつは、力のかかり方です。

オーバーデンチャーはネジ固定ではなく上に乗せる構造のため、

・揺さぶられる力が発生しやすい
・インプラントに横方向の力がかかりやすい

といった特徴があります。

もちろん「極端に悪い」というわけではありませんが、

固定式のAll-on治療と比較すると安定性はやや劣るとされています。

インプラントの症例選択においても、

咬合力や骨の状態を見極めたうえで判断する必要があります。

4. 上顎と下顎での違い

予後に関しては、上顎と下顎でも差があります。

一般的に、

・下顎:骨質が比較的良い
・上顎:骨質がやわらかく不安定になりやすい

と言われています。

さらに上顎の場合は、

・下から突き上げる力が発生する
・揺さぶりの影響を受けやすい

という要素もあり、下顎より予後がやや劣る傾向があります。

インプラント治療でも、上顎か下顎かによって治療計画は大きく変わります。

まとめ

オーバーデンチャーは、

・インプラントで支える入れ歯
・取り外し式
・通常の入れ歯より安定性が高い

という特徴があります。

一方で、

・ネジ固定ではない
・揺さぶられる力がかかりやすい
・All-on治療よりは予後がやや劣る

というデータもあります。

札幌 でインプラントをご検討中の方は、

・固定式にしたいのか
・取り外し式でもよいのか
・骨の状態はどうか
・長期安定性をどこまで重視するか

といった点を整理し、歯科医師と相談することが重要です。

治療法にはそれぞれ適応があります。

ご自身の状態と目的に合った選択をすることが、長期的な成功につながります。